TOP完成までの Process

革 部位選び  (画像クリックで 拡大されます)

大きな半栽革 (一頭の半身分の革)の中から
作品にもっとも適している部分を選びます。
人間と同じように お腹の部分は伸びやすいし
背中の部分は締まってるのです。
このようなシワシワな所や 大きな筋がはいっていたりする部分も
多々にあり 大きな半栽革でも
作品に使用できる部分は限られているのです。
                                         
きれいな部分です。
しかし 
” 生きてきた証 ” としての傷や
血管の痕、筋・・・などはあります。
そこがまた本革ならではの ” 味 ”のひとつだと思います。 


裁断  (画像クリックで 拡大されます)

奥が ラウンドナイフ。
手前が 革包丁です。

もちろん切れ味が重要です。
ラウンドナイフは 押すように革の上を走らせ
革包丁は 手前に引いて裁断します。 
正確さが大切です。


Carving (カービング) 工程  (画像クリックで 拡大されます)

作品のデザインに合う
図案を考え、描きます。
裁断してある革に ガイドラインとして
薄く描き出します。
スーベルナイフで ガイドラインを目安に
カットを入れていきます。。
このカットが 重要です。
流れるような美しいラインで
なめらかにカットしていきます。 
 すべてのラインをカットしました。
 刻印です。 
たくさんの種類の中から 
その都度 適した刻印を選びます。
カットラインに合わせて 約1mmほどずらしながら
打刻していきます。
力の強弱をコントロールします。
作品にもよりますが
たぶん 数万回は叩いてると思います。
 カットラインに合わせて すべての輪郭を
打刻しました。
背景になる部分を 打刻して潰していきます。
 花や葉、茎の部分に 刻印で模様をつけます。
アップです。
凸凹が はっきりしてきれいになってきました。
デコレーションカットを
スーベルナイフでおこないます。
作品が より豪華になります。
打刻して潰してある背景の部分を
染色し メリハリをつけます。
 アンティックフィニッシュをおこない
カービング工程は終了です。
手間暇はかかりますが
ただの革だったものが
ここまで変化してしまうのです。
今回の作品は 端の部分を必要としないので
裁断しました。

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